「婚活」時代 読んだよ

今年はなんか周囲が結婚ラッシュだったりする。結婚します、結婚しました、ご両親に挨拶を…、そろそろ結婚の相談を…とかまで含めるとすでに6件くらい。これからも増えていきそうだな…。 時代やライフスタイルが変わってるのに結婚観がなかなか変わってないの…

マドンナ・ヴェルデ 読んだよ

文庫化が待てずに買ってしまった。 ジーン・ワルツの続編ということだが、帯でかなり大事なところをネタバレしてるのはどうなんだろう。 映画ではさらっと語られるところだけど原作だと中盤過ぎてから明かされた気がするんだが…。 理恵のマッドな部分と人間…

「大発見」の思考法 読んだよ

iPS細胞の山中伸弥教授と、ノーベル物理学賞の益川敏英教授の対談本。 益川さんの講演会で出てきた内容もちらほら、というか本書でだいぶ語られてる気もする。 科学疎外(p.56)、名古屋で科学がつくられている(p.64)、フラフラのすすめ(p.72)、科学を勉強する…

マグネシウム文明論 読んだよ

脱「ひとり勝ち」文明論に似たものを感じる。 あっちはデスバレーやらダーウィンの海に言及してるが、こっちはあまりにできるよ!すごいよ!ばっかりで、逆にあら探しをしたくなってしまう感じだ。 マグネシウムエネルギーが有望なのはいいが、太陽電池とか…

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか 読んだよ

「数千人の利益のために、数百万人を泣かせる行為」 韓国で最盛期には2万店はあったといわれるパチンコが2006年に全廃されたというなんともすごい話、が前半。本書のページの大半は、なぜ日本はパチンコを全廃できないのかの説明に割かれている。 警察、マ…

ジーン・ワルツ 読んだよ

テーマは産婦人科学とか不妊治療とか。 田口も白鳥も出てこない作品だが主人公の理恵が素敵。 生命誕生の奇跡、母親の強さ、そして現実問題とリンクしては産婦人科や小児科の惨状、リスクを理解した上で判断することの重要性を考えさせられる一冊。ストーリ…

バカの正体 読んだよ

バカの蔓延を嘆く感じの話ばっかりかと思ったが、否定ばかりではなく割と考えさせられるようなエピソードも多い。まあ同じくらい見当違いの主張もあるけど。 1章の「不安な時代のバカ」全般とか3章の「おバカタレントは本当にバカか?」とか5章「成功の法則…

IQより大切な「頭の使いかた」 読んだよ

訳者が茂木さんなのでなんとなく買ってみた。 文体も易しくて万人向けなので若干自己啓発寄りなところは否めないが、エッセンスを見れば割といいことを書いてあるような気はした。 マインドフルネスというのは心当たりがあるなあ。 pp.46--47 通勤や通学をし…

モンキーハウスへようこそ 読んだよ

ハリスン・バージロンが読みたくて買ってみた。 SFだけでなく、全体的にどことなく淡々とした描写に狂気を感じる。 割と面白かったが読むのに結構気力がいる本。 Tweet

カラー版 小惑星探査機はやぶさ ―「玉手箱」は開かれた 読んだよ

概要はこの辺でおさらいね。 pp.60-62あたりのスイングバイの変態的な軌道を見るだけでもテンションが上がりまくる。 はやぶさが次々に直面するトラブルと、それを乗り越える科学者たち…と、読み進めるうちになかなか涙腺が危ない感じになっていた。 それぞ…

シングルモルトを愉しむ 読んだよ

世間では焼酎が流行ってるが最近はハイボールのおかげでちょっとずつ人気を取り戻しつつあるウイスキー。 そんなウイスキーの中でもシングルモルトを取り上げた本書はスコッチを中心に、歴史、製法、蒸留所の蘊蓄などが結構マニアックに書かれている。 最後…

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 読んだよ

前からちょっと気になってた「もしドラ」を読んでみた。 エッセンシャル版のエッセンシャル版みたいな感じだけあって、それほど詳しい内容は出てこなかったが、小説なので読みやすく、具体的な例で理解するには分かりやすかった。 ストーリー自体はいろいろ…

20歳のときに知っておきたかったこと 読んだよ

今年初読了。 日々の仕事に追われてるとなかなか思い出せないこの感じ、長い正月休みにじっくり読めたのはよかった。

古代・中世の超技術38 読んだよ

噴水とかからくりとかピラミッドとか。 普段暮らしてて水洗トイレの仕組みもよく分からない俺からしてみれば昔の人が内燃機関や電気を使わずにこれだけのものを作り上げるというのはまったくもってすごい。 こういうのを例えば子供と自由研究で作ったりして…

相手を溶かす悪のブラックトーク術 読んだよ

普段はコミック誌やらギャンブル誌やらエロ本やらたまに地域情報紙やら割とつまらんものばかり置いてある寮の新聞・雑誌回収所に珍しく単行本があったので拾ってきてみた。が。 トイレに置いてパラパラ読んでたがまあトイレで読むにふさわしいクソ本であった…

人を殺すとはどういうことか 読んだよ

内容は「長期刑務所とはどういうところか」「殺人犯の肖像はどんなのか」といった感じ。 フィクションかノンフィクションかは置いといて、刑務所や殺人犯に対する著者の主張や考え方は脳みそお花畑の人権擁護論者よりもよっぽど説得力があった。 「やったこ…

創造はシステムである 読んだよ

MECEとかTRIZとかなんだか聞き覚えのある単語。 確かに具体的な目的と解決すべき問題が明文化されたらもう創造のプロセスの半分くらいは終わってたりするもんな。 思考をシステム化、パターン化して創造し続けるというのが理想だが、なかなか現場では思うよ…

脱「ひとり勝ち」文明論 読んだよ

Eliica開発者の清水浩先生の本。 帯の「この本はただの本ではない。本という形をとった"未来"であり"希望"である。」という煽り文句に期待満々で読んだのだが少し拍子抜けだった。文章が平易すぎるし、内容もなんとなく都合のいいことばかり書いてある印象。…

100 円ショップの会計学 読んだよ

この手の本は時々手にとってはだいたいつも貸借対照表あたりで挫折するのだが、本書かなり簡略化してしかも順を追って解説しているので今まで読んだ中ではかなり分かりやすかった。 しかし実際の財務諸表を読んだりする機会ってないなぁ。 株もそろそろ持ち…

強くて品のある敬語のレッスン 読んだよ

はいはい品格品格。 まあ参考になるのもちょくちょくあったが、いちいち最近の敬語を使えん奴らは…的なことが書かれてるのが微妙だった。敬語がなってなくても気持ちがこもってれば…じゃなくて敬語ができない人らをボロクソに思ってても正しい敬語でソフトに…

カンブリア宮殿 村上龍×経済人 読んだよ

夢らしい夢というよりはその時々でやりたいことをやってきたので、ゲストのエピソードはモチベーションになりこそすれ少し別世界の話のように思えたが、RYU'S EYEに何度か出てきた「科学的な努力の継続」という言葉は印象的だった。高校の時の先輩の言葉でも…

イチロー 262のメッセージ 読んだよ

何気なく買って一気に読んだ。 こういうのは言葉で感想を持つというよりは、そのスピリットを昇華して無意識に自分の価値観や行動に反映できるようになりたい。

デキる人は皆やっている 一流のキャリアメイク術 読んだよ

とりあえずこの本を読んで人生金じゃねーなーと思った。今が恵まれてるのかもしらんが、年収5千万とか1億が別にうらやましく思えないしな。 しかし本書で言われてる、自分の軸を持って、周りの物差しに惑わされず、やりがいのある楽しいことをやるというのに…

史上最強の人生戦略マニュアル 読んだよ

勝間本…ではなく勝間翻訳本。 小手先のテクニックが多い上に色んな本で同じことばっかり書いてる勝間本よりももっと深い部分を考えさせられる内容だった。 p.54 あなたはもう十分長い間正しかった。今度は、勝者になる番だ。

自己カウンセリングとアサーションのすすめ 読んだよ

自己理解と他者理解ができているようでできていないのかもなあ。 他人の価値観の違いを認めるというのは割と簡単なのだが、自分の価値観と対立したときにどう折り合いを付けるか。理解しようとしても、理解はできずとも尊重しようとしても、やりすぎると負担…

ヒトは躾で人となる 読んだよ

ヒトは躾で人となる作者: 岡田武彦出版社/メーカー: 登竜館発売日: 2002/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るタイトルに惹かれて買ってみたが、時代錯誤甚だしい年寄りの回顧と男尊女卑な感じの本だった。 まあ最近の親の躾のなってなさと…

週末起業 読んだよ

端から見ると小中高大院とストレートで国公立、そこそこ志望どおりに行って、会社も世界で業界トップクラスとくればまあ順風満帆な感じなのかもしれないし、仕事もやりがいがあるし、別に不満があるわけではないのだが、完全に満足か、定年まで今の会社にい…

「知の衰退」からいかに脱出するか? 読んだよ

大前研一って実は初めて読んだ気がしないでもないな。もう半年近く前に買って積ん読してたのだが、読むべき時に読めた本だなと思った。 政治や社会の中で知、知識というよりも知恵、のようなものが衰退している。「満たされた、贅沢な、貧しい国」でどう生き…

時間は実在するか 読んだよ

ちょっと何言ってるのかわからないですねA系列とかB系列とか、多少なりとも時間論というか形而上学を考えたことがあれば思いつきそうな話ではあるが、それを議論し出すとどこまで真面目な議論でどこから言葉遊びなのかよく分からなくなる。 言葉の定義をどこ…

人類は「宗教」に勝てるか 読んだよ

最近本読む暇がない!久しぶりに読了。 大枠というか、宗教の負の部分に関する主張には激しく同意。まあ宗教対立を見てれば普通に思うことだとは思うけどなあ。無神論者っていうか無宗教論者なんだろうな俺も。 もちろん宗教によるプラスの面もあるが、大昔…