日本人の死に時 読んだよ

日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書)

行き過ぎたアンチエイジングや長寿信仰に警鐘を鳴らすような内容。
平均寿命は延びているが健康寿命は同じほど延びてはいないので、結局平均で男性6.1年、女性で7.6年も寝たきり生活を送っているらしい。
頭と目と手が動けばまあ動けなくても1、2年は我慢できるかもしれんがそれ以上延命だけされてもこの本に出てくる医療漬けはいやだなぁ。まあ今は結構病院のお世話になることもあるけど。

しかしじゃあ死に時はというと、60を想定すると定年で人生が終わってしまうし、70くらいが妥当なんだろうか。でも社会全体が高齢化に向かってシフトしてるので定年になる頃には何歳定年か分からんな。時間的なものは当分しゃーないが、エネルギー的には仕事以外の部分の比重もある程度保って生きていきたいな。