Eliica開発者の清水浩先生の本。
帯の「この本はただの本ではない。本という形をとった"未来"であり"希望"である。」という煽り文句に期待満々で読んだのだが少し拍子抜けだった。文章が平易すぎるし、内容もなんとなく都合のいいことばかり書いてある印象。
俺自身Eliicaにはものすごく期待してるが、古い価値観で車を作ってる既存の自動車業界がこの手の技術になかなか参入してないのがなあ。
世に出てる電気自動車は相変わらずガソリンエンジン車のデザインにモータを押し込んだだけ。トヨタも手を組んだのはSIM-Driveではなくテスラ。
個人的には先進国で車社会に破壊的イノベーションを起こすのは難しいんじゃないだろうかと思う。
途上国にスマートグリッド・コンパクトシティを作ってそこでエネルギーを自給自足してこそ貧困も減っていくような気がするんだがどうだろうか。
