いち・たす・いち 読んだよ

いち・たす・いち (脳の方程式)
数学の発展、不確定性原理複雑系といった話に触れながら、後半は統一脳理論という話が展開される。
脳を設計する、科学と芸術と哲学が同一の法則により成り立つことを証明する、というのはこころの発生、意識の謎に迫る壮大な話だが理解するのは結構難しかった。


メモとして巻末に紹介されている数学や物理学の話が何気にかなり面白い。これだけでも読む価値のある一冊。