駅前の駐車場に車を停め、ガイドさんはどこかへ行ってしまい、運転手さんも休憩しているらしく、車内には嫁と二人。標高は高いとはいえ、夏なのでしばらくじっとしていると暑くなってくる。1ソルで公衆トイレを使わせてもらったり、英語も通じない売店で片言のスペイン語と身振り手振りで水を買うことに成功してはしゃいだりしつつ、30分ほど待っているとガイドさんが戻ってきた。どうにか次の列車の切符が手配できたようで、とりあえずマチュピチュのふもとまでたどり着けそうだった。
しかし列車の時間までまだ2時間以上あるということで、通常のマチュピチュ観光コースでは行かないオリャンタイタンボの村を案内してもらえることになった。
山の方に目をやると遺跡があちこちにある。
真ん中あたりにある岩は高さ3m、80トンほどもあるらしいが、我々が通ってきた山を越え、一度山から降ろしてさらにここまで持ってきたというから驚き。車で2時間以上かかる距離。さらにはこの先列車で2時間、バスで30分かかる山の上にも似たような岩はあり、どうやって移動したのか想像も付かない。
村の人が使う市場のようなところ。
売ってる帽子をかぶって嫁と遊んでいたところ、通りかかった少女がかぶってくれたので撮影。
日が傾いてきたからか、市場の食堂はすでに店じまい、学校帰りと思われる子どもが結構いたり、他の場所から来てる地元の人たちは帰り支度をしていた。
そしてこんなところでも携帯電話が通じる。ガイドなどに携帯電話を貸すサービスがあるとのことで、こんな風にスタッフが携帯を渡している。
日が落ちてきていい時間になったので駅へ。途中、運びかけで放棄された石がところどころにある。
というわけで列車の乗車手続きをする。