新婚旅行日記(29)塩のホテル

塩でできたホテル、Palacio de Sal(パラシオ・デ・サル)。塩の宮殿という名の通り、壁や柱はもちろん、テーブルや椅子、階段まで塩のブロックでできている。


周囲には地平線まで本当に何もない。が、Wi-Fiは繋がる。技術の進歩はすごい。


夕陽がとても綺麗。


塩でできたオブジェとサボテン。

少し遠くには白い地面が。塩湖は目と鼻の先。

塩の階段で2階に上がると休憩室みたいになっている。

ここのホテルは今も増築が進んでいる。夕陽が当たって綺麗。

それにしても周りは日本人だらけ。というかガイドとホテルのスタッフ以外ほぼ日本人なんじゃなかろうか。


ここで問題が発生する。
チェックインするのにパスポートのコピーを取られるそうなのだが、ホテルのスキャナが壊れてコピーできないらしい。
そんなこと言われても知らんがなという感じなのだが、ガイドが「ドライバーに頼んで町でコピー取ってきてもらいましょうか」とか言い出した。うん、やめとく。信用しないわけじゃないがさすがに無理だ。
スキャナはPC経由だったので、デジカメでパスポート写真を撮り、スタッフにどうぞと言って取り込んでもらったのだが、ガイドはまったく状況が分かっていないらしく、結局ラパスに戻ってからFAXするだか何だかで落ち着いたらしい。


さらに問題は続く。
一眼に入れてきた16GBのSDカードが満タンになったので、予備で持ってきた8GBのmicroSDにアダプタをかましてカメラに入れたがエラーで認識されない。コンデジに入れていた512MBのSDカードなら認識されるが、この容量では焼け石に水。嫁のコンデジの2GBもそうそう変わらない。microSD自体は8GBが5枚に携帯に32GBが1枚あったのだが、どのSDカードをどのカメラに挿しても同じ。
どうやらアダプタが悪いようだ。泣く泣くRAWファイルをちまちま消していって数十枚分ほど容量を確保。

ガイドさんも、「運転手さんは町に戻って泊まるので買ってきてもらえるか連絡してみようか?」とは言ってくれるものの、SDカードの容量などについて説明しても全く要領を得ず、話にならない。そもそも運転手さんとも連絡が付かない。だめだこりゃ。

しかしここで奇跡が起きる。microSDを大量に買ったときに大量に付いてきたアダプタを1個残して処分してしまったことを悔やみつつ、唯一のアダプタにダメもとでmicroSDを高速抜き差ししまくったら、なんと認識!明日も無事に写真が撮れそうだ。
実際この時点まででだいたい1600枚ほど写真を撮っていたのだが、帰国までにさらに800枚以上撮ることになった。

旅行に行く前は記録メディアがきちんと認識されるかどうかも確認しておかないといけないな。

そんなこんなでカード容量を節約しようとそわそわしていたので夕飯写真は撮らずだった。


客室は一部屋ずつ塩のブロックで屋根が作られており、塩のつららができている。

ベッドも塩でできており、塩のブロックの上に布団が敷いてある。寝た感じは固くはないが、うっかり塩でできた壁に当たると痛い。



明日はいよいよ最後のメイン観光、ウユニ塩湖。