翌朝、夕食時と同じ塩でできたテーブルと椅子のある食堂で朝食。カラフルなシリアルなど。
朝食後、まず塩湖沿いを走り、近くのコルチャニ村とう小さな村へ。
塩の結晶や手作り小物などが置いてあるお土産屋さん。
そしてやってきたのは塩工場。ウユニで採れる塩はまず山型に積んで天日干ししたあと、工場で精製されるらしい。
「この木を燃やして塩を乾燥させるんだよ」と説明してくれる工場のオジサン。
竈の浦はこうなっている。
しかし工場とはいってもあまり清潔感はない。こんもりと塩が積まれている。
ここで作られた塩はボリビア国内のみで消費され、海に面した周辺国への輸出はしてないんだとか。内陸国であるボリビアでは海草を食べる習慣がないため、ヨードを添加しているらしい。
続いての工程。ボンベに火を付けて何が始まるのかと思ったら、袋詰めだった。
足下に積まれた塩を袋に入れ、熱でビニール袋の口を溶かして接着。この小さい袋は1/4kgで1ボリビアーノ。これでも相当安いが、50kgだと14ボリビアーノ、約2ドルくらい。
実際にやらせてもらった。ちょっと怖いが割と簡単にできた。うちで雇いたいくらいだ!と褒められたw
自分で詰めた塩はタダでもらえた。
工場の従業員は8人。こんな感じで1日に5tもの塩を作っているらしい。8人で1日あたり200ドルか、なかなか大変な仕事である。
見学が終えてからはまた少しお土産屋さんをく。荷物があまり増えるのも大変だと思って、これまであまりお土産は買わずだったが、ウユニが最後だしということで少し塩を買った。詰めたのと同じサラサラの塩と、日本のスーパーでもみかけるくらいのサイズの岩塩。どちらも1ボリビアーノだった。
お土産屋さんを回った後は再び車に乗り込む。いよいよ塩湖へ…と思ったが、俺らの車だけ一緒に出発した他の日本人グループの車列から離れていく…どこへ向かうんだ?