新婚旅行日記(32)乾いたウユニと塩の目

ついに塩湖へやってきた。地平線まで何もない。ひたすら塩、塩、塩。

沿岸部はまだまだ茶色っぽいが、すでにサングラスをしないと目が開けていられないくらい眩しい。

塩を盛るおじさん。

観光客が嫌いらしく、横を通るバスに悪態をついていた。

そして俺らも横を通り過ぎる。少し車の速度を落としてくれたのでカメラを向けたら塩を投げられたw

そこらじゅうに塩の山、そして地平線には蜃気楼。


素人が分かる目印は何もなく、道ももちろん無いが、車は基本的に決まった場所を通るため、タイヤの跡を辿っていく格好になる。
この塩の上、ウユニへ向かうオフロードよりも固く平らで、整備されたアスファルトの上を走っているようで実に快適。


しばらく走ると塩の目とよばれる場所に到着。

火山性のガスが吹き出して、地中の水か溜まった雨水かは分からないが、冷たい温泉のような感じ。ガイドさん曰く、リウマチに効くらしい。手を入れると乾いたところが塩で真っ白になる。

さらに車を進めると、地面が六角形に割れている。塩が乾く過程でこうなるらしい。

塩の目以外にも穴が開いて水が溜まっているところがあり、四角い塩の結晶が採れる。嫁のカメラは防水のLUMIXなので穴の中に入れて撮影しようかどうか迷っていたが、さすがに塩分濃度が高くて怖かったのでやめておいた。よく考えたら海で普通に使ってたので問題無かったのかもしれない。



再び車に乗って進むこと数十分。コルチャニ村から100kmほどの位置だろうか、インカ・ワシ島 Isla Inca Huashiという島が見えてきた。

蜃気楼で魚の形をしているから「魚の島」とも呼ばれているらしい…とのことだったが、実は魚の島 Isla del Pescado はインカ・ワシとは別の、もう少し先にあるウユニで一番大きい島のことらしい。確かにインカ・ワシ島も魚の形に見えるので間違えるのも仕方ないといえば仕方ないかもしれない。
地球の歩き方'12〜'13ではインカ・ワシ島とペスカード島の違いと混同については触れられているが、ペスカード島は日本語表記が「イスラ・デ・ペスカ」、インカ・ワシ島は英語表記が「Isla Inca Washi」と微妙に間違えている。


近づくとたくさんの巨大サボテンが見えてきた。

業務連絡

仕事が忙しすぎて下書きのストックが無くなったので次回更新までしばらくお待ちください…