YouTubeをビデオエンコーダとして使う

最近はスマホでもウェアラブルカメラでもビデオカメラでも動画を撮る機会が増えてきたが、困るのが保存。気軽に取れる分気づくと結構な容量が溜まっている。
たとえばiPhoneだとだいたい1分あたり100MB。ビデオカメラだと、EVERIOの長時間録画可能というSPモードでも500GBのHDDに約88時間分保存可能ということなので、1時間あたり約5.68GB。
見た後にすぐ消すというのであればいいが、保存するとなると結構手間である。


PCに保存すると言っても数GBのファイルをためていくと結構大変だし、ビデオカメラなんかは拡張子がMTSだったりして割と扱いづらい。かといっていちいちDVDに焼くのも専用ソフトが必要で面倒だし、そもそもDVDの形式になってしまったりするので、DVDプレーヤーよりもPCで見る派の場合はWMVやMP4のように扱えなくてこれまた不便である。
そんなときはとりあえずYouTubeに放り込むというのが便利。

3gpやMTS、MOVファイルなどもきちんと認識してくれるし、どうしてもオリジナル画質でないといけない場合を除けば画質もそこそこ良い。さらに手ぶれ補正やトリミング機能も付いている。
アップしてしまえばエンコードは勝手にやってくれるので、編集して夜通しパソコンをぶん回す必要もない。
Facebookのように1ファイル2GBの制限もないし、限定公開にすれば友達にもすぐにシェアできるので実にお手軽。


と、ここまではホームビデオの投稿も多いことだし、やってる人も結構いるかもしれない。
ただ、画質的にはYouTubeで満足だがやはり手元にもファイルを残したいときはもう一手間かけると便利なのである。


それがYouTubeダウンロードツールの数々。
Craving Explorerはじめ、FirefoxのVideoDownloadHelperアドオンなど、他人の著作物をダウンロードするのはいかんが自分のビデオなら問題ない。
ファイル形式を指定すればFLVでもWMVでもMP4でも手元に残すことができる。これなら比較的ファイルサイズも小さいのでローカルに保存してもそれほど容量を気にすることはないだろう。



ちなみに著作権の申し立てを除けばYouTubeにアップした動画が消える確率はローカルのHDDが壊れる可能性よりは低いと思われるのでバックアップという意味では2つアカウントを持っておいて片方を完全オリジナルコンテンツの動画専用にすれば十分なんじゃなかろうか。