Powers of Ten

10年くらい前だっただろうか、何かで知ったPower of TENという動画がある。
ピクニックの公園の風景から始まり、10秒で映る範囲が10倍ずつ広がっていく。あっという間に地球を飛び出し、太陽系、銀河系、そして超銀河団から宇宙の果てへ至るまでズームアウトしていき、その後は再びズームイン。スタートのサイズまで戻ってきたと思ったら今度は10秒に10倍ずつズームインしていき、最終的には原子の内部まで到達する…という動画。

教科書で見るのとはまた違ったリアルな太陽系のサイズ感などが割と気に入っていて、たまに思い出しては見返す程度には好きだったのだが、たまたまWikipediaで調べていたらCGもない時代に作られたものらしい。なので素粒子などの描写はまだ無い。

そしてこの動画が本になっていることも知ったので買ってしまった。

パワーズ オブ テン―宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅

パワーズ オブ テン―宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅

動画と違って宇宙の果てからスタートしてページをめくるごとにズームインしていく構成だが、こちらは各スケールの説明がしっかりされていてこれはこれで面白い。子供が大きくなったら読ませてみたい。