映画 ジェネラル・ルージュの凱旋 観てきた

http://general-rouge.jp/
原作を結構前に買ったきり結局読まずに観に行ってきた。


今回は救急医療の話でAiは最初に単語が一瞬出てきただけ。
ミステリ要素はほぼ皆無だったというか、後から予告編を見ると本編のつなぎ替えだけでよくぞここまでミステリに見せかけた予告編を作れたなという気もするが、内容としては医療費と病院経営の問題や救急医療の問題、トリアージについて結構しっかり描かれていてよかった。白鳥というか阿部寛の巻き起こす笑いも健在。
特にトリアージはシート広げたあたりで説明どうすんねんと思ってたらトリアージタグとかまでガッツリ説明が入った。


キャストはまあいい感じかな。
映像だと小説みたいな心理描写は難しいから田口はああいうキャラの方がいい。ドラマ版田口はちょっと微妙だったしなぁ。
速水(堺雅人)はマッドな感じで好きだがストーリーが進むにつれてさらにいい味出してきた。
沼田(高嶋政伸)はヤマダ電機の印象が強すぎて最後まで浮いた印象だった(ぉ
他にもチームバチスタで出てた人たちがちょこっと登場したり、救急救命センターの看護師が実はナイチンゲールの沈黙に出てきた翔子だったりして他の作品を読んでると分かるところもあって面白かった。


今回もどっかに海堂尊出てたんだろうか。たぶん後半辺りに出てそうな気もするけどストーリーに入り込んでしまって見つけられなかった。