眉シェイパー替え刃

15年以上前に買った眉シェイパーをずっと使っていたのだが、白かった刃も剥げてきてすっかり切れ味が悪くなった気がしたので思い立って替え刃を注文。
本体を見ても型番が消えてしまって分からなかったけど、しっかり記事を書いてあったので助かった。
yuta-celestial.hatenablog.com


パナソニック フェリエ マユシェイパー替刃(ウブ毛用) ES9269


Panasonicからの発送っぽかったけどなぜか注文してから2ヶ月くらいかかった。

届いた刃は白。

本体は黒いのでツートンカラーになった。まあ別に見た目を気にするような商品じゃないので問題なし。

パッケージを見ると交換目安は1年半と書かれているので10倍も使っていたわけだが、肝心の切れ味はというとそんなに違いが分からない。
産毛用ということで顔剃りにはまあ改善したような気もするし、眉毛にはすこし力不足なのかもしれない。

カメラのお掃除

デジモノ投稿もすっかり鳴りを潜めていると思ったけど、改めて見返してみるとカメラ関係の投稿は2016年にレンズを買って以来8年くらいしてなかったらしい。

すでにD5100タムロン16-300もSIGMAの30mmも手放してしまい、今はD750にAF-S NIKKOR 24-120mm、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED、SIGMA 50mm F1.4 DG HSMという3本使いをしている。

D5100+Tamron16-300も使い勝手は最強で、ほぼレンズ固定でサブ機として使ってたけど、めっきり結婚式へのお呼ばれも減り、年数回の子供のイベントくらいにしか使わなくなってしまったので思い切って手放した。レンズ交換の手間はあるけどまあ使えている。
最近はミラーレスも気になるけど、俺の使い方だとメインに据えるにはバッテリの持ちが不安、サブ機には高級、ミラーレスならソニーがいいかなぁと思うけどレンズ資産を考えると微妙…ということで買い替えるほどでもない状況でまだまだ現役で行く所存。

SIGMAは地味にやらかしが多くて、カバンから落としてフレームを歪ませて修理したり、油断してたらカビさせて修理したりしたが、自分の撮影スタイル的にだいたい満足できるラインナップが揃った感じなので最近はレンズ欲もほぼなくなってきた。

前置きが長くなったが、先日何気なく取った写真を見ていると画面の端に黒い点々が!
黒い点
複数枚の写真で全く同じ場所にあるので、よもやカビか!と思って見てみたけどレンズ肉眼では全くわからず。
レンズを外して撮ってみるも真っ白で点々は写っていないので、本体の問題ではないのかと思ったが、色々調べるとローパスフィルタの汚れの可能性があるとのこと。
絞ると目立つとのことで、確かに「明るいところでISO感度を上げると解像感が違う」みたいな話を見かけてよく読みもしないでF22までフルに絞って撮った写真だった。


クリーニングミラーアップにしても肉眼ではよく分からなかったが、ブロアを吹きかけてみると消える点もある。
試し撮り拡大
何度か試してみたが気になる点は完全には消えず。

調べるとシルボン紙というのに無水エタノールを含ませて拭くと良いらしい。
ただシルボン紙というのがAmazonでは売り切れ。要は繊維残りしない柔らかいクリーニングペーパーだと思うのだが、手元にあるダスパーとどう違うのかと思って調べてみるとだいたい同じっぽい。

ということで、薬局で無水エタノールだけ買ってきて拭いてみた。適当な棒にダスパーを巻き付け、エタノールを含ませて拭き拭き。
エタノール
写真だと肉眼とだいぶ違うのでよくわからん
周辺の壁面にペーパーが当たると汚れがつく程度に内側も汚れていた。1、2度やってもまた別のところに汚れがついてしまう感じだったので、一旦周囲をざっと拭いてから改めて素子を拭く。エタノールが乾いていくときに細かなチリや拭きスジが残らないことを確認して試し撮りをしたところ、目立つ点はほぼ無くなった。
拭いたあと

細かい点はまだ残ってる気もするが、普段は絞ってもF8くらいだしそれほど実害は無かろう。


最近調べ物をしてもブログが上位に来ることが減ってしまったが、久しぶりにはてなブログの記事にも助けられたので書き残しておく。

PC新調

2019年にノートPCを買い替えてから4年ほど。
Windows11にアップグレードして以降くらいから動作が微妙になってきた。

Lightroomレンダリングやレスポンスが遅いのが一番だが、購入時のサクサク感が感じられなくなってきた。32GBのメモリは十分余裕があるのに、Lightroomのアップデートで今やCore i7-8750Hも非力になってしまったのか、ホコリで熱が籠もってるのか、はたまたSSDがヘタっているのか。
さらにバッテリも膨らんでいるのか、気持ちタッチパッド周りが盛り上がっているようにも見える。バッテリも昔と違ってカートリッジ型ではなく内臓のLiPoだし、SSDを交換しようにもネジを外した瞬間に膨らんだバッテリがはち切れたら原状復帰もできない可能性があるので迂闊に分解もできない。


2階のパソコン部屋に置いてあった先代のデスクトップPCは夏場や冬場は使うのが面倒だったので、気軽に使えるようにとノートにして思惑通り気軽に使えて良かったけど、別にモバイルで使うでもなく電源繋ぎっぱなしだし、不調が出てきたときに気軽に部品交換できないのは辛い。バッテリも交換修理に出すと3万とかだし。
先代デスクトップを10年使ってたことを思うと4年は短い気もするが、上記のような理由から買い替えることに。

快適に現像できそうなスペックのPCを眺めると、ミドルレンジのクリエーターPCだとだいたいCorei7-13700+RTX4060くらいからで、メーカーごとの差はCPUグリスとかファンとかその他のオプションの差といった印象。
CPUはケチりたくない一方で、Corei9を選ぶと一気に値段が上がってしまう。
GPUはGTXだと流石に微妙かなぁという気はするけどそこまでスペックアップする必要性も感じない。
現像スペックだけでいけばM2ProなMac Miniとかちょっと奮発してMac Studioもありか?という気もしないでもないけど、メインマシンはWindowsの方が慣れてるしな…

GPUはよく分からんのでちょっと真面目に調べてみると、やっぱりゲームや生成AIを使うのでなければそれほど性能は要らなさそう。
なんなら多少消費電力は上がるけどRTX3060だとメモリも12GBあるのでそっちでもいいんじゃね?と思ったけど選択肢が少ない。
簡易水冷とかも静音なのは魅力だけど寿命やメンテナンスを考えると空冷でいいや…となる。

そんな中Lenovoのセールがなかなかぶっ飛んだ値引き率だった。
Legion Tower 5i Gen 8がCore i7-14700KF+RTX4060、ファンもりもりで電源も余裕あるし無線LANも搭載。Win11Proにしても22万を切ってくる。ポイントも付くので実質20万くらい。
ほかも年末セールとかで安くなってるところは無いか探したけどここまでのは見当たらない。
ツクモでi7-14700KF+RTX3060というのもあって、それだともう少し安いけどWin11Proの選択肢がない。惜しい。この装備でこの値段差ならLenovoでしょ!ということでぽちってしまった。
+8000円くらいでRTX4060Tiもあったけど、メモリ8GBは変わらんし…ということで思いとどまった。


主要なスペックはこんな感じ。

CPU Core i7-14700KF
OS Win11 Pro
メモリ DDR5 32GB
GPU GeForce RTX 4060
SSD 512 GB M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4


そんで届いたのがこれ。

LEGION箱
でかい

全面も上面も中も無駄にピカピカしてなかなか愉快な感じだ。

無駄に光るのが良い

Windows自体のセットアップはMicrosoftアカウントでノートPCの設定をほぼ引き継げた。唯一右クリックメニューのレジストリ設定だけやった。
データはもとからNASクラウドがほとんどなので、ストアアプリ以外でChromeとかLightroomとかサクラエディタあたりをインストールしたくらい。開発環境の類は最近は入れてもほとんど弄る暇がないので保留。

肝心の動作はというと現像に関してはめちゃ快適。操作レスポンスはもちろんのこと、100枚単位の書き出しも待ってる間に別のことをする暇もないくらい格段に早くなった。
SDスロットが無いのでUSB-Cのカードリーダーも買ったけど、SDカードの読み込みも早くて地味に嬉しい。

今はリビングに置いているので昔と違って使うのが億劫なこともないのでガンガン活用していきたいところ。

マテパ完結(ネタバレあり)

雑コラですんません

ガンガン連載中からハガレンよりも好きだったマテパ。3年ほど前に連載再開してることを知り、コミックス3巻くらいからリアルタイムで買っていたがすっかりブログに書いていなかった。

本誌で神無の予告を見てから10年以上、ゼロクロイツが本誌からオンラインに移行したあたりで半ば4章を読める日が来るのを諦めていた。密かに楽しみにしていた考察ブログも更新が途絶えて何年も経つ。
それがモーニング・ツーで連載再開していたことを知ったときの喜びと言ったらもう!無印連載時のファンが講談社に就職してプッシュしたと言われたら信じてしまいそうな年月だ。
上には上がいるということを思うと最終回まで読めるというのはなんと幸せなことかと思う。

ただ、バンブーブレードが流行らなければもっと早くに最終回を読めたのか、それとも打ち切りになっていたのかは知る由もないが、それでもハガレンよりマテパが好きだった身からすればバンブーブレードビーあたりは素直に楽しめない(時期的な意味で)自分がいる。

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電気代を3割減らした

ちょっと前に電気代が高いというニュースを見てうちはどうだろうと普段あまり気にしない電気代を見たら、1月の過去数年の平均が13,000円/450kWhくらいだったのが今年は24,000円/550kWhくらいに上がってて鼻水出た。

在宅勤務で日中も仕事部屋のエアコンをつけっぱなしなので使用量が多くなるのは仕方ないにしても、月の電気代が1万以上値上がりするのはツラい。
ちょっとでも電気代が減らせないかと思い分析してみることにした。

電気使用量の分析

中電の会員ページでは時系列の使用実績がダウンロードできる。
カテエネ | 中部電力ミライズが運営する家庭向けWEB会員サービス
これで電気使用量を見てみると、朝晩の暖房や食事時に電力を食っていることが分かる。また日中も深夜の待機電力と比べるとそこそこ電力を使っている。これがおそらく暖房だ。

電気使用量のトレンド

気象庁のサイトから引っ張ってきた平均気温を横軸に、日々の電力量をプロットすると確かに気温が低い日ほど使用量が多い。使用量が5kWhくらいの日があるが、これは実家に帰省していた年末年始だ。

12~1月の平均気温vs電力量

在宅勤務をしている日中の使用量と待機電力しか使っていない深夜の使用量から仕事中の暖房の消費電力を推定すると約500Wくらいと思われる。実際エアコンの説明書にも標準消費電力535Wと書いてあったので概ね一致する。在宅勤務1日13時間(食事、休憩含む)、月20日稼働として130kWh分、無視できない数字だ。

エアコンの代わりの暖房アイテム

とはいえ我が家は寒いのでエアコン無しではいくら着込んでもデスクワークはできたもんじゃない。ということで着るコタツを買った。

ウェアラブル系のオモシログッズなどでよく見かけるので欲しい商品は数あれど、実は初めて買うサンコー製品。
使った感じはちょっとカバー範囲の広い電気毛布という感じ。温度設定は38~55℃まであるけど、最低の38℃でもジーパン直だとちょっと熱い。内側モコモコの分厚いズボンがあったのでそれを履けばなんとかちょうど良いくらい。ただ発熱部は太ももから脛くらいまでなので足先が冷えるのと、背中やヒエヒエの机に当たる指先はどうしても寒い。

そんなわけで上半身の寒さを改善すべくワークマンのヒーターウェアも買った。夏は空調服があってもパソコンが死ぬのでエアコンは切れないけど、冬は自分だけ温めれば済むのでピンポイント暖房が効果的。
WZ7400 WindCore(ウィンドコア)ヒーターコーデュロイシャツジャケット | ワークマン公式オンラインストア
こちらは腰と肩の後ろにヒーターが入っている。薄手の服だと低温やけどしそうだが、普通に冬服を着た上からならほどよい感じで、着てる時はあまり意識しないけど脱ぐと「あ、寒かったんだ」と思うような感じ。なお充電器のスイッチングノイズがうるさすぎて同じ部屋で充電するのはツラい。

電気代削減効果

完全に仕事中にエアコンを使わなくなってさすがにQOLが同等とまではいかないが、仕事に支障が無い程度ではある。そして気になる電気使用量はというと…

平均気温vs電力量アフター

おお、これは目に見えて減ったではないか。
ちょうど寒さのピークを過ぎてしまった感じもあり、平均気温は若干高い側にシフトしているとはいえ、日別の電気使用量は明らかに減っている。

土日の生活パターンは特に変えていないが、それでも12月からの平均(年末年始含む)と比べて22%減、1月以降の在宅勤務している平日だけで比べると35%減、そして一人で仕事中の9時~16時だけで比べると51%減となった。

仕事中の電力量

というわけでおおよそ3割の電気代削減に成功したと言えるのではなかろうか。

熱効率だけで考えていた

暖房というとちょっと知識があるとエアコンが一番のように思ってしまいがちだ。エアコン(ヒートポンプ)以外の電気暖房器具は投入エネルギー(電力)をそのまま熱に変換するのに対し、エアコンは投入エネルギー以上温めることができるのは事実だが、これはあくまでエネルギー効率の話だ。お湯を沸かすのも、コンロのガス火からヤカンの水を温めるエネルギー効率を考えれば電気ケトルのほうが熱効率はおそらく良いだろう。
ただこれには2つ落とし穴がある。
1つは同じ暖房効果なら狭い領域のほうが温かくなることだ。エアコンは部屋全体を温めるからそのぶん熱量は分散するし、窓などからの放熱も大きい。
2つ目は熱効率を補ってあまりある価格差だ。いくら効率が良くても元の電気が高くなってしまうと、効率が悪くてもガスのほうが結果的に安くなってしまう。

実際下記のサイトを見ると1kWhあたりのエネルギー単価は灯油が一番安いようだ。

1kWh当りのエネルギー単価(税込み)

1kWhあたりのエネルギー別単価比較!!|ほかほかアカデミー

石油ファンヒータもエアコン同様部屋全体を温風で温めることを考えると、長時間暖房するなら灯油を使って輻射熱で温める石油ストーブが最強かもしれない。

IT介護

最近は自分の実家のみならず妻実家や妻親戚まであちこちでPCのお世話をするようになったが、久しぶりに父から実家のPCが遅いのでなんとかしてほしいとヘルプが。
中古ノートPCでも良いと言うので予算を聞いてみたら2万くらいと言われた。うん、さすがに無理。

しかしよくよく聞いてみると別にノートPCにこだわりがあるわけでもないようだ。ハードも古いとはいえ、CPUもそれほど悪くないスペックだし、遅い原因はおおよそHDDのせいだろう。


ということでメモリ増設とSSD換装で対応することにした。HDDは1TBあったがほとんど使ってなかったので480GBのSSDと、ノーブランドっぽい安いメモリを注文。正月なのに翌日配送。素晴らしい。

ついでに外付けHDDも最近調子が悪いというのでふと見たら俺が15年くらい前に買ったやつだった。むしろ今までよく持ったな。

250GB、電源必要、読み出し10MB/sくらいのから1TBのポータブルHDDに世代交代。


メモリを増設したところでWindows11 にしてもいいんじゃね?と思ってチェックしてみたのだが、どうやらCPUが非対応らしい。残念。

お次はSSDに換装。

細かな手順は記録してないのだが、Windows10にも無料アップグレードしていたので、USBメモリでインストールメディアを作って特に問題なくインストールできた。
せっかくならと思って最初インストールするときにProfessionalを選んだら、Home→Professionalの変更はダメらしくライセンス認証できないと言われたのでHomeを入れ直した。7から10への無料アップグレードのときは変更できたような気もするんだけど記憶違いだろうか。

古いHDDもバックアップ用のドライブとして使おうとしたがマウントできるベイが無い。
以前父がCDを入れたらヒビがあったらしく内部で粉砕されて壊れた光学ドライブを撤去することにした。
分解すると中から粉々のCDがw

図書館のCDだったので弁償済みらしい。

HDDはマウンターがないのでネジで1箇所だけ留めて固定。まあカバーすりゃ分からんし、デスクトップだしこんなもんでいいか。


結果としてはめちゃ快適になった。まっさらなので色々スタートアップが無いということを考えても、起動だけで言えばカタログスペックでは上のうちのPCよりも早いんじゃないかと思うくらい。
外付けHDDのデータも無事新しいのに移すことができたが、よく考えたらバックアップ用に内蔵した古いHDDにしてもよかったような気がしてきたのでそっちにもコピー。結果的にはそれで事足りたっぽかったので、1万3千円くらい買い物はしたが実質的には7000円くらいで所望のスペックアップができたんではなかろうか。
なんならその後なんかうまく読み込めないという2TBの外付けSSDも出てきた。あるなら最初に言ってくれ…。これもフォーマットし直したら問題なく動くようになったっぽかった。ポータブルHDDなんていらんかったんや!

次の大物案件は妻親戚のノートPC買い替えかな…。