トンデモ科学、疑似科学、エセ科学を幅広〜く取り上げた本。知ってる話も知らない話も皮肉混じりの解説で楽しめた。
神様や宗教の話も徹底して超常現象を否定しているが、この辺は分かっちゃいるけどそこまで…という気はしなくもない。まあこういう話もあったりするので難しい問題ではあるのだが。
この話は知らなかった。
pp.25--26
「空飛ぶ円盤」という語も、目撃者のケネス・アーノルドが飛び方を指して「水面に投げた、撥ねるソーサーのよう」と表現したのを、ロサンゼルスタイムズの記者が勘違いして生まれたもので、記事を真に受けて、宇宙人達との接触をでっち挙げたジョージ・アダムスキーは、「アダムスキー型」の円盤を捏造するに至ったのである。
Wikipediaにはそういう話は載ってなかった。
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