一番最初の最初に出てくるクイズを深読みしすぎて解けなかったのは内緒(ぉ
スタートとゴールだけ断片的に知ってるお話に数式が橋を架けていく流れが面白い。(数学的な)伏線も良い感じに効いてるなあ。数論がテーマなので群・環・体の話とかが出てくるんだけど、大学で意味不明な離散数学の授業を受ける前にこれを読んでればもうちょっと理解できたかもしれない。
萌え度は前作よりも若干抑えめだろうか。ジャンル的な問題だろうか(ぉ
ミルカさんの名前の由来はなんなんだろう。「Milka【人名】ミルカ」っていうのはあるみたいだけど、テトラちゃんが4でユーリが有理数からだとするとちょっと謎。
modの話とか谷山・志村予想の話はこのあたりを読むとさらにいいかもー。
そういえば原書は6章の途中で半年くらい止まったままだな…。
作者ページ→書籍『数学ガール／フェルマーの最終定理』
コミック版は絵柄がイメージとちがう…orz
