ファッションミーティング

4限目が終わってから急いで大阪へ。5分前くらいに上田学園に到着。
まずは恒例の塚本先生の活動報告、WPCのこととかをいろいろと。
続いて大阪大学の岸野氏、ISWC*1とISMAR*2という国際シンポジウムの参加報告。
前は関学とかNAISTとか国内の研究がメインだったけど、今回は世界のいろんなウェアラブルがいろいろ見れた。
服の中に配線が通ってて、人の動きを取れる服とか、バックル部分にLinuxが入っちゃったベルトとか、時計にタッチパッドみたいな機能がついてたりとか、とりあえずいろいろあってすごかった。
ISMARの報告ではMR*3やAR*4ということで、カメラで撮影した実際の風景にCGを合成して表示するようなコンピュータがいっぱい出てきたんだけど、思ってた以上の精度というか、違和感無く合成されていた。
前回のミーティングであったウェアラブル遊戯王とかだとちょっと遅延があったんだけど、今回のはかなり速い速度でカメラを動かしても、ちゃんと現実の空間上で静止してるように見えた。
マーカーとか自然画像の特徴点を抽出したのに加えて、カメラが急に動いたときはタブレットPCについたLEDを別カメラで捉えたり加速度センサで補完したりしていた。
次はスカラ株式会社の鈴木氏。世界最小*5で眼鏡に装着可能なTeleglassというHMDのプロトタイプの説明。
PCのディスプレイ向けの島津のDataGlassと違ってムービー鑑賞などをターゲット市場にしているので画素数はちょっと少ない((約18万画素(800*230)))んだけど、映画の字幕くらいまでは問題なく見えるらしい。
実際に見せてもらったら、DVDの画像がいい感じに写っていた。実はこれがHMD初体験。ちょっと感動。
来春発売できたらいいなぁということで、目標価格は3〜5万だそうだ。ほしいなぁ。
最後は大江先生の授業(?)。
WPCで使ったチームつかもとのスタッフジャンパーの説明をしてから、ファッションの歴史的な部分の解説。なんか専門的過ぎてよく分からんかった。
今回はカメラに加えてノーパとマイクのフル装備で行ってきますた。
とりあえず講演は全部録音したんだけどかなり音がアレだなぁ。塚本先生の声くらいしか聞き取れん(ぉ


またそのうちまとめてクラブのWikiにUPします。

*1:ウェアラブルコンピュータに関する国際シンポジウム:International Symposium on Wearable Computers

*2:複合現実感と拡張現実感に関する以下同文:International Symposium on Mixed and Augumented Reality

*3:複合現実感:Mixed Reality

*4:拡張現実感:Augumented Reality

*5:本体5g