香山リカとか西川史子とか胡散臭い医者もいるけどこの著者も精神科医兼歌手とかいうなかなか謎な人だ。
Collaboration、Privacy、Gender、Assertiveとかの日本語でしっくり訳せない言葉が日本文化で欠けている概念というのは激しく同意。さらに本来の意味を組み替えて自分たちに都合の良い解釈にしていくという傾向は確かにある気がするなぁ。
あとマズローの欲求段階説の話とかアーノルド・ミンデルのゴーストの話、自分らしさ(笑)*1アレルギーの話は興味深かった。
ただ最後の章に引用が多用されてていまひとつ著者の言いたいまとめが分からんかった気もする。
*1:(笑)は俺注