Booklogに追加しようとしたが見つからない。ISBNも載ってない。それもそのはず、祖父の本棚からもらってきた本で出版年は1975年。俺生まれてねえええ。
今でもありがちな漢字間違いもあるが、これはさすがに間違わんだろうというのもあったり、今じゃこんな表現使わねーよというのもあったり。
「祟り」を「崇り」と間違う例なんかは知ってるようで全然知らなかったりでなかなか面白かった。
最近の国語本というか読めそうで読めない漢字系の本は問題提起しかしない石頭本だったりクイズ形式になってて内容が薄い割に覚えにくいし読みにくいのが多いのだが、これはまず例文が見出しにあって、それについて字義や用例を含めて解説してるので読みやすい。
しかし「いいカッコしい」という表現に対して
これほどいやらしい表現はそうざらにあるものではない。吐き気をもよおすほどである。
とまで言い切る著者はなかなかすごい。