座右のニーチェ 読んだよ

座右のニーチェ (光文社新書)

連続読書記録は今日で途切れそうな予感。

主にツァラトゥストラからの引用と著者なりの解説のような。ツァラトゥストラを読んだことがないのだがどっちから先に読むべきだったのやら。

p.187
君は一つの新しい力であるか。新しい権利であるか。始原の運動であるか。自分の力で回る車輪であるか。君は星たちにも支配の力をおよぼして君の周囲を回らせることができるか。

著者の言葉を借りるなら「エッジを走れ」だろうか。
酒と女とギャンブルに現を抜かすよりも智による価値の創造の方がはるかにエキサイティングだと思う。


本書全体としてはそんなに琴線に触れるような部分は無かったがこの著者フィルタを通して見る限りニーチェは結構いいかもしれない。そういえば道徳の系譜を積んでるがまだ読んでないな…。ツァラトゥストラも読みたい。