8月初

もう半月以上読書メーターが伸びてなくてちょっとショックを受けたのと*1、本屋で平積みされてたので買って2日で読んだ。
闇の子供たち (幻冬舎文庫)

映画の方を先に観たのだが結構設定が変わってるとこがあったような。ナパポーンがやたらヒステリックな気がした。
描写はやっぱ小説のほうがえげつないなぁ。というか映画は表向き臓器売買にフォーカスしてるが、小説の方は児童売買春がだいぶメインな印象を受けた。リアルに生きながら心臓ドナーにされるようなことがあるのかどうかはともかくとして、児童売買春は実際問題あるんだろうなぁ。
南部と与田の登場が後半になってからだった。後半の展開はテンポが良かったが、レック射殺のシーンががその場ネタバレした割に最後まであんまり説明がないままだった。あと宿のラストは小説の方がリアリティがあった。



ラストは映画の方がショッキングだったかなぁ。小説版のラストは日本的といえば日本的な気もするが注意深く読まないとなかなか難しい。


映画は9月頭くらいまではやってるところがまだあるようだ。→theater | 闇の子供たち


しかしMETAタグがすごいことになってるな。

<meta name="keywords" content="江口洋介,宮崎あおい,妻夫木聡,プライマー・ラッチャタ,プラパドン・スワンバン,佐藤浩市,梁石日,ヤン・スギル,桑田佳祐,現代東京奇譚,タイ,人身売買,幼児売春,臓器売買,阪本順治">

*1:雑誌と漫画しか読んでなかった