第一回ウェアラブルコンピュータ研究会・二日目

寝坊。一番聞きたかったプレゼンを聞けなかったorz
今日はウェアラブルにおけるポインティング方式やらファッション、エンターテインメント関連の話。
ウェアラブルが普及しない原因の1つとしていいポインティングデバイスが無いってのもあるらしい。ハンズフリーで使い勝手の良いものがあればいいんだろうけど、なかなかマウスやらトラックボールほどのものは無理だろうなぁ。
今日紹介されたのはロータリーエンコーダとアイトラッキング風のやつだった。
ロータリーエンコーダは1軸なので2次元に動かすにはいくつか方法があって、入力間隔を計測して交互に縦横に動かすタイプや、曲座標で角度と距離を交互に動かすもののほか、面白かったのが渦巻状にポインタが移動するやつ。ロータリーエンコーダの操作を止めるとそこが中心点になってまた渦巻状に動き出すらしい。でも使いにくそうだ
アイトラッキング風というのは目がHMDを注視してるかどうかをアイトラッキングによって判断して、ポインタの移動自体は加速度センサを使って頭を振ってやるというもの。注視状況で入力を切り替えることで誤動作はかなり少なくなるみたいなんだけど、カメラのデータは閾値を固定して2値化してるだけなので明るさにはかなり左右されるらしい。実用化にはその辺+瞳の色とかメガネとかにも左右されないようにしないとなぁ。あとカメラが出っ張りすぎとか。

情報系クラスター振興プロジェクト「関西発 近未来のIT」

午後から帝国ホテルにて講演数本。
なんかシャトルバスに乗る時点からすでに学生俺だけっていうかダントツ最年少なんですが。*1
参加者もそうそうたる顔ぶれで…。

ていうか帝国ホテルってすごいな、豪華。


で、講演はというと産業方面というかなんというかなんだか難しくてよく分からないのが多かった。ものづくりの話とか、コンテンツの話とか。関西で産官学連携して発展させていきましょうみたいな感じ?(適当
面白かったのがなんかヒューマンコミュニケーションの講演で、人がしゃべった声を極限までビットレート下げてどのあたりまで脳が理解できるかを調べるみたいなことをやってるんだけど、雑音みたいにしか聞こえない音まで下げても、一度もとの声を聞いてしまうと、その雑音もちゃんと聞き取れてしまうというのがあった。
あと塚本先生の外部向けの講演は実は初めて聞いたんだがこれは分かりやすくて面白かった。10の予言とか、噂で聞いたとおりだ。


ちなみに研究会とクラスターのプレゼンの写真撮りまくった。一部は録音もあるので欲しい人は言ってください。全部で360MBくらい、単品も受け付けます。

*1:それこそ下手すりゃ何十歳とかいうレベルで