Amazonで1円だったのだが

世界を変えた科学の大理論100―ニュートン力学から最先端理論まで現代文明を支える科学の全貌
とにかく全体的に寸止め感が否めない。いいところでフェードアウトしていく100曲クラシックCDみたいだ(ぉ
レベル的には半理系高校生か一般向けくらい?だと思うが、それぞれの理論がホントにさわりくらいしか紹介されてない。数式があんまり出てこない点が見やすいといえば見やすいのかもしれないが、逆に分かりにくい気もした。文体というか文章はいまひとつ。
物理、化学、宇宙論あたりはある程度背景を知ってたからだいたい分かるが生物学あたりはいまいちピンとこないのが多かった。
高校生くらいの読者はこれを読んでそれで終わりか気になった項目を深く掘り下げようとするかで価値が二極化しそうな本。