Tropyで幅広い初等教育と中等教育を

ちょっと前に何かのきっかけでなぜ0で割ってはいけないのか? リンゴの分配から体の公理まで‐ニコニコ動画(ββ)というのを見ていいなと思って、この手の分かりやすい解説を小中学生くらいのうちから幅広くやったらいいんじゃないかと思って効果的な方法は無いものかと考えてたら結城浩さんが以前作ってたTropyが意外と使えるんじゃないかとふと思った。

幅広いジャンルを扱ってるWeb媒体というとWikipediaあたりが最初に思い浮かぶが、百科事典という性質上もともと興味があるものを調べるのがメインになるし、専門用語の解説ははそれなりに専門的。
これに対してTropyならトップページは毎回ランダム。そこに動画の埋め込みやTeX記法なんかで直観的に分かるような導入・解説記事が書かれていれば興味を引くんじゃないだろうか。
本家Tropyと変えたらいいんじゃないかと思う仕様は

  • URLシャッフル(より運命的に)
  • 文字数制限の撤廃(分かりやすく詳しい導入)
  • Tropy外へのリンクのみ許可(さらに勉強したい人向けの参考ページ、参考書籍など)
  • 画像や動画やTeX記法の許可(直観的な理解と数式による説明などを可能に)

世界全体を引き受けるとまでは行かなくても広い視野と興味、高等教育に向けた選択肢の増加、生涯学習へのモチベーション向上なんかは期待できそうな気がする。

参考: