理系バカと文系バカ 読んだよ

理系バカと文系バカ (PHP新書)

理系バカの項目にいくらか当てはまった。UFOなんて真面目にいるなんて思ってないよとか言われてもだいたい話してる人たちはそうは見えないから困る。UFOは言葉の定義からいえばいるんだけど、血液型なんかの話になるともうゲンナリする。
それはそうとなんで日本人はこんなによく分からん分類とレッテル貼りが好きなんだろう。
もちろん教育のせいである所は多いだろうなあ。実験やらない暗記教育で理科が嫌いになって、公式ばっかりの教育で数学が嫌いになって、読書感想文の宿題で読書が嫌いになって、文法ばっかりで英語嫌いな上に喋れなくなって、いったい日本はどこへ向かうのか。

ある程度専門的に学びたい部分は決めていくにしても、学際的な知識が無いとなかなか世界とはやり合えない。


そのためにはやっぱり色んなことに興味を持って本なり何なりを読みまくることがいいんじゃないか。
小中高の教師は国語教師以外もお薦めの本を薦めるべきだと思う。読書感想文なんて書かせてる暇があるなら読めと。理科教師も数学教師も、社会科の教師も自分の好きな本をどんどん生徒に紹介すればいい。別に自分が教えてる科目でなくともかまわない。
特に数学史と科学史はやるべきだ。今当たり前に受け入れられている科学界の常識がいかに紆余曲折を経て認知され、今当たり前に身の回りにあるモノがどうやって発明されて普及してきたか、自然界の成り立ちがどれだけ改名されてきたか、完全に理解できなくともそういうことに興味を持つ可能性は常に開いておくべきだと思った。


ところで竹内薫はやっぱりアニリール・セルカンと接点あったんかいwww