映画「ジーン・ワルツ」見てきた

映画「ジーン・ワルツ」公式サイト


マンガ→映画→原作の順で読んだチーム・バチスタの栄光映画→原作の順で読んだジェネラル・ルージュの凱旋に続き、ついに先に原作を読んでから映画を見てきた。
昼の上映だったのだがお客は10人も入ってなかったんじゃなかろうか。ほぼ貸し切り状態の中、ど真ん中のポジションで見てた。



産科医療についての問題提起としてはまあまあだったが、ストーリーはちょっと不完全燃焼な感じがあった。


菅野美穂主演ということで、どうしても働きマンのイメージが拭えなかったせいもあるのだが、それを考えてもちょっと曾根崎はクール・ウィッチのイメージと違ったなあ、感情を出し過ぎてる印象だった。
「天才医師<遺伝子(ジーン)の女神>」というコピーもそんなにキャラに反映されてない気がしたなあ。


甘利のストーリーはだいぶ端折られてたなあ、まあ原作の流れだったらボリュームでかいし、ユミを立たせるための役みたいな感じだろうか。


原作では最後の最後までややこしい伏線だった曾根崎の謎とか真相とかがかなり簡略化されてた上に、割とあっさり語られてたのはちょっと微妙だった。大ラスのあれもなあ…。


あとラストのドタバタはちょっとやりすぎだろと思った。


映画の評価としてはチームバチスタやジェネラルルージュよりはちょっと下かなー。やはり映画は田口と白鳥が出てきた方が面白い気がする。


全然関係ないけど妙高助産師の雰囲気が某M先生に似てるなとか屋敷教授の雰囲気が某Y教授に似てるなとか思ったりした。