というわけで28日から日本三名泉、岐阜県は下呂温泉に一泊旅行に行ってきた。
お金が無いのでひたすら鈍行。京都から米原、岐阜、美濃太田と乗り継ぎ、ディーゼルな高山線で延々5時間の旅。
13時半ごろ下呂に到着。まずは昼飯を適当に食べて旅館にチェックイン。飛騨川が見渡せるなかなかヨサゲな部屋だった。
夕食までしばらく時間があるので、しばらくまったりしてから足湯めぐりに出発。
まずは足湯の里 ゆあみ屋。満員だったのでお土産屋を覗きつつ待つ。なんか温泉卵を生から作れるらしい。夕食前なので温泉卵は買わずにお茶のお香を買ってみた。早速下呂関係ないじゃんとか言わない(ぉ 足湯は割とぬるめだった。
続いて雅の足湯。檜の玉が浮いてて足マッサージができる。
昨日も書いたけど、下呂温泉はかなりすべすべになるのです。熱めの足湯に10分くらいつかって、いい感じに汗かいても、足拭いてすぐに靴下がするり。そうこうしているうちに時間も経ってきたので、温泉街をぐるっとまわって宿へ。
夕食は飛騨牛朴葉みそステーキとか鯉の洗いとか川魚の踊り焼きとか。飛騨牛はかなり美味。俺の中では神戸牛≧飛騨牛>近江牛くらいだなぁ。
宿の温泉はそんなにでかくなかったけど結構遅くに入ったので独占。窓からの風が涼しくていい感じだった。下呂温泉はちょっとトロっとした感じのお湯。温泉って長いこと入っててもふやけないんだよなぁ。浸透圧の関係だろうか。さすがにすべすべとはいえ長風呂しすぎて暑かった。
二日目の朝食は温泉卵とかなんかの魚とかで、なかなかのボリューム。1泊2食付で8400円のプランにしてはかなりお得だ。
10時ごろチェックアウトして再び足湯めぐりとか。
まずは一日目に温泉街で通り過ぎたビーナスの足湯へ。熱っ。かなり熱い。でもしばらく浸かったり出したりしてるうちに慣れてきた。
続いて地図に載ってた最後の足湯を探してたら温泉博物館なるものを発見。温泉の科学と歴史がいろいろ展示されていた。やっぱり面白かったのは科学。引湯パイプの内側に付いたスケール*1が今にもパイプを詰まらせてしまいそうな量になってた。メノウみたいに硬いスケールも。
温泉の成分は温泉の素何袋分か?というもあった。温泉法では温泉水1kgあたり1g以上の固形成分を含めば温泉らしいのだが、それを200Lのお風呂に換算するとなんと8袋分。そら浸透圧高いわ。
そして世界一酸性度の強い温泉。
pH0って…。で、ここにも足湯があったので入る。ここは下に石を敷き詰めた温泉と冷水の通路があって、その上をぐるぐる歩いてマッサージをしつつというやつ。楽しい。
そして最後は博物館の真向かいにある鷺の足湯。大通りに面していないのですいてた。すべすべ足の出来上がり。*2
その後は白樺ホテルの食堂で飛騨牛串焼きとたまご麺のランチセットを食べたあと、お土産をいろいろ買って14時の電車で再び5時間ほど電車に揺られて帰った。
とか書いてあるけど、電車は二時間に一本ですからね。
温泉街は結構広く見えるけど、1日かければ十分歩いて回れる感じだった。
もっとお金稼ぐようになったら水明館とか泊まりたいなぁ。あそこはいろいろとすごい。*3
有馬とか草津と比べて今ひとつ知名度の低い感があるけど、実は下呂はかなりおすすめですよ。癒しの2日間ですた。