吹奏楽

会社の人の娘さんが出てるということでチケットを頂いたので、安城学園高校吹奏楽部の定演に行ってきた。全国大会常連のところらしい。安城市民会館であったのだが、安城といい幸田町民会館といい、この辺はクオリティの高いホールが多いな。

ちょっと出発が遅れて開演20分前くらいに行ったらすでに駐車場が満杯。別の所を探してくださいとか言われて焦る。ぐるぐる回ってたら市の臨時駐車場を発見したので無事に停めれた。当日券は完売したらしく、会場の外にはチケットを買えなかった人らしき人がいたが、無事に開演ブザーと同時に滑り込んだ。

しかし完全に満席。一人だったのでどっかに空いてる場所は無いかと思ったが甘かった。荷物置きか場所取りかよく分からない状態にしてた女子高生グループがいたので聞いてみたがやっぱり場所取りだった。残念。
仕方なく最後尾で立ち見の覚悟をしてたら会場が暗くなるくらいのタイミングでさっき席が空いてるか聞いた女子高生が「友達が来れなくなったのでさっきの席どうぞ」とわざわざ言いに来てくれた。ちょうどホールのど真ん中あたりのかなりいい場所。感謝!


部員は100人以上。Tp13人てすげー。さすが全国大会常連校だけあって、むちゃくちゃすごかった。金管の安定感、木管の正確さ、パーカスの迫力。ハープまで置いてるし。よく考えたら淀工の定演とかも行ったこと無かったので、生で聞いた中では今までで一番だなぁ。

I部はクラシックステージ。一発目のオリンピアーダという曲がかっこよかった。しかし演奏レベルはすごいが、人数の割にコンパクトにまとまりすぎてる感じがしたなぁ。お行儀良すぎるというか、ソロとかももっと自信満々に吹いたらさらにカッコよくなると思った。Tpソロにマイクとかいらんだろ…。コンクール課題曲のマーチ「青空と太陽」は人数が減ったがこっちの方がまだ元気があって好きだった。

II部はドリルステージ。とアンサンブル。マーチングのカラーガードというパートがあるのがすごかった。BLAST!を思い出す動き。


III部はポップスステージ。クラシックで始まってポップスで終わるって割とメジャーな並びなんだろうか。うちの高校はメインステージで一番でかいのやったけどなぁ。

アンコール1曲目はまさかの合唱。歌も上手いな。そして卒業する3年生が挨拶をするのだが、これがまたえらく長くて10分くらいは喋ってた気がする。完全なよそ者としてはあんまり内輪内輪したネタはなあ…。このレベルの所なら毎月のようにでかい演奏会とかに出てたりするからその分定演の特別度が高いんだろうか。そして2曲目はエル・クンバンチェロ。これが一番元気があってよかった。


気になった点としては、最初に顧問?の挨拶があってなかなか始まらなかったのと、司会もちゃんとしたプロっぽい人だったのだが、いちいちトークが長くて進行のテンポが悪い感じだった。まあ高校レベルで見てるからそう思うだけかもしれないな。あとII部のは別格として、それ以外の振りがちょっとぎこちない感じだった。まあだいたいどこの団体もそうだけど。パフォーマンスで言うと淀工の方がレベル上だろうか。音を出すのと同じくらい動きにも気を遣うともっと良かったんじゃなかろうか。



総評としては文句なしの五つ星。また機会があれば聴きに行こう。